
一般社団法人3710Labが日本財団の助成のもと運営するウェブサイト『海をつなぐミュージアムMOON』内の企画「図書館とであう海の本」と連動した展示です。
【展示期間・展示場所】
2026年(令和8年)8月31日(月曜日)まで
総合市民図書館 1階 カウンター展示コーナー
ぜひウェブ展示と合わせてお楽しみください!
この企画では、全国80館以上の図書館が選んだ海の本を、本の情報や各図書館のコメントとともに紹介しています。
総合市民図書館からも8冊の本を推薦しています!(企画の第1弾ではそのうち3冊が紹介されています)
| カテゴリ | 書名 | 著者・監修 | コメント |
| 子ども向けの海の本 | 海 | 加古里子/ぶん・え | 「海」は加古里子さんが、海の世界を科学の視点で描いた知識絵本です。波打ち際の遊びから深い海の世界、そこに暮らす多様な生き物、さらには地球の成り立ちまで、ページをめくるごとに視野が広がり、理解が深まっていきます。 緻密で温かみのある絵とわかりやすい言葉が、子どもの好奇心を刺激し、大人にも新たな発見を与えてくれる一冊です。 |
| 子ども向けの海の本 | なみ | スージー・リー/作 | 文字のないこの絵本には、砂浜で遊ぶ女の子と、真っ青な波のかけっこが青と黒の二色のみで描かれています。最初は波をちょっぴり怖がっていた女の子。でも、追いかけたり逃げたりしているうちに、すっかり仲良しに。 波がザバーン!と弾けるたびに、読んでいるこちらまでしぶきを浴びたような、ワクワクした気持ちになります。最後には、海からのプレゼントが。言葉がないからこそ、波の音や風を感じながら、物語を膨らませられる一冊です。 |
| 子ども向けの海の本 | 江の島むせきつい海岸どうぶつ図鑑 えのすい海のずかん | 新江ノ島水族館/編集 | 大森貝塚の発見で有名なモースが日本初の臨海実験所を設けた江の島。そんな江の島で見られる海辺の生きものを調べるのにぴったりの本です。 魚を除くエビやカニ、貝、ヒトデ等の数多くの写真と、その生き物が潮だまりにいるのか、磯のどれくらいの位置で見られるのかも載っています。 本の大きさも18センチで持ち運びやすく、裏表紙には大きさが測れる目盛りがついていて、海辺の生きもの観察にぜひ使ってほしい一冊です。 |
| 海をめぐるフィクションの本 | 村上海賊の娘 上・下 | 和田竜/著 | 村上水軍の当主村上武吉の娘である景が主人公。景は軍船に乗り、瀬戸内海の治安のために男まさりの活躍をしていた。ある日毛利家から、摂津の本願寺で物資を輸送して欲しいという依頼があり、村上水軍は毛利方に味方する。 破竹の勢いで天下布武を進める信長軍に対峙する景の描写が小気味よい一冊。 |
| 海をめぐるフィクションの本 | パフィン島の灯台守 | マイケル・モーパーゴ/作 ベンジー・デイヴィス/絵 佐藤見果夢/訳 |
ある大嵐の夜、パフィン島の沖で船が座礁して、乗客30人は灯台守のベンに救われました。そのなかにいた5歳の少年は、別れ際にベンから一枚の絵を手渡されます。 少年は成長してからも灯台のことが忘れられず、ベンに何度も手紙を出しますが返事はありません。大学を卒業した少年は、意を決してひとりでベンに会いにいくことに…。 ほとんどのページに描かれているカラーのイラストが美しい本です。 |
| 海を読み解くノンフィクションの本 | どくとるマンボウ航海記 | 北杜夫/著 | 北杜夫の出世作というべき紀行文。600トンほどの小さな調査船に乗り込んだ著者は、インド洋から中東、アフリカを経てヨーロッパへと続く長い船旅に参加することになる。 乗組員との何気ない会話、異国の港で出会った人たちとの交流など、船上生活の一部始終がユーモアたっぷりに描かれている。著者のユーモアの中に垣間見える鋭い観察力に心惹かれる一冊。 |
| 海を読み解くノンフィクションの本 | 夜の江ノ電 ぼくの鎌倉八景 | 田村隆一/著 | 田村隆一は現代日本を代表する詩人だ。作者は東京生まれだが、その後半生を鎌倉で過ごしている。この本は、作者の住んだ鎌倉のなかでも特に馴染みの深い八ヶ所を選んで詩とエッセイで描く。 そのうち海に関係するのは、二ヶ所。腰越漁港と稲村ケ崎だ。この本を通じて解るのは作者の鎌倉に対する愛だろう。 |
| 図書館が所在する地域と関わる海の本 | うみのでんしゃ ぼくらの江ノ電 | 中島章作/ぶん・え | 神奈川県藤沢市は「江の島」があり「海」があり、その海に沿って藤沢から鎌倉まで「江ノ電」が走っています。海岸沿いを走り抜ける電車とそこに生活している人々が細やかに描かれている絵本です。 ページをめくると、「江ノ電」に乗って海のそばにいるような穏やかな気持ちになり、この風景を大事にしたい想いになります。海と電車がわたしたちのくらしをつないでいることを絵本を通じて感じることができる一冊です。 |
| 図書館が所在する地域と関わる海の本 | 江の島浮世絵 | 藤沢市観光課 | 東海道の宿場町であった藤沢は、時宗総本山遊行寺を擁し、また、信仰の地である江の島や大山への入口の地として、浮世絵に数多く描かれてきました。江の島は大きく潮が引くと陸続きになり、これはトンボロと呼ばれます。 この資料には、歌川広重による浮世絵のポスターが5枚収録されており、この美しい景観を生み出す風景や江の島への参詣の様子など、海や島と人との関わりを見ることができます。 |
| 図書館が所在する地域と関わる海の本 | 湘南の誕生 | [藤沢市近現代資料調査会]「湘南の誕生」研究会/編 | 相模湾沿岸の海岸地帯「湘南」。その地域イメージを歴史の脈絡の中で捉えた貴重な地域資料です。 海水浴場の発展、別荘地化、鉄道開通、メディアのイメージ戦略など、様々な角度からその文化風土に迫り、特にわが藤沢市にある江の島や鵠沼海岸に関しては、古い写真や地図等も豊富に紹介しています。 居住地としてまた観光地として今や全国的に人気のある「湘南」…「はたして湘南とは何か?」を読者に問う、読み応えある一冊です。 |