君とMystery
ミステリーの世界を楽しんでみませんか?
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富安陽子/著 |
偕成社 | |
花岡イカルは大阪の道具屋、花宝堂の娘。3歳の春、床の間の破魔矢が倒れる不思議な現象を見た。13歳の時、両親を相次いで亡くし一人上京。文明開化の東京でイカルは博物館の古蔵品の整理を手伝うことになり、不思議なチカラを発揮していく・・・。続編もあり。 |
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ジェフリー・ディーヴァー/著 池田真紀子/訳 |
文藝春秋 | |
事件の事故によって首から下が麻痺している刑事、リンカーン・ライム。ベッドの上から事件の解決に挑むライムの、目となり耳と手足になるのは、アメリア・サックス。息の合ったこのコンビは、後に夫婦となります。本書は厚いのですが、それは緻密な描写ゆえ。厚みを忘れて夢中になること間違いありません。 |
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山本悦子/著 竹浪音羽/画 |
理論社 | |
生きてても、生きてなくてもお世話します! 大学生の海斗は認知症のおばあちゃんの面倒をみることに。おばあちゃんは先月死んだ柴犬、豆蔵の散歩を今も続けている。そんなおばあちゃんの散歩に付き合ううち、海斗は豆蔵のリードを握ると不思議な世界がみえるように。様々な事情であちらの世界へ行けない人達を、お世話する海斗。そこで出会った中3のセーラの隠されたヒミツとは・・・? |
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ルイス・サッカー/作 千葉茂樹/訳 |
小学館 | |
ペンシルベニア州にある私立校に通うタマヤとマーシャルは、いじめっ子のチャドに追いかけられて、立ち入り禁止の森へ逃げ込む。チャドにつかまりそうになったタマヤは、泥を投げつけ、逃げ出すが、翌日チャドが行方不明になっていることを知り・・・。 タイトルの「泥」に含まれる微生物がもたらす恐怖を描いたパニック小説。 |
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米澤穂信/[著] |
角川書店 | |
奉太郎は何事にもあまり興味のない高校1年生。同じ高校出身の姉に古典部への入部を勧められ入部する。そこで同じ部員の千反田より、ある相談をされる。奉太郎との親友や幼なじみも古典部に入部し、古典部で33年前に発行した文集「氷菓」の秘められた真実についての謎を解き明かすことに・・・。シリーズで刊行されています。 |
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テリーザ・ブレスリン/作 金原瑞人/訳 秋川久美子/訳 |
小峰書店 | |
16世紀初頭。ジプシーの少年マッテオは盗賊から奪った、あるモノを抱えたままレオナルド・ダ・ヴィンチ一行に助けられ、行動を共にする。盗賊から追われ、数々の苦難を乗り越えながら成長するマッテオ。そしてついに、奪ったあるモノと出生の秘密が解き明かされる。 イタリアが好き、歴史が好き、冒険が好き、ミステリーが好き!どれか一つでも当てはまる人はぜひ、読んでみてください! |
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芦辺拓/[著] 清瀬赤目/画 |
講談社 | |
探偵。それは日常にひそむ異常にいち早く気づいてしまう人、そしてその真相を解かずにはいられない人なのかもしれない!凄腕美少女探偵・降矢木すぴかが、帰宅部員・宝田光希の日常を変えてゆく!・・・。この本は電子書籍でも読めます!!退屈な日常を吹き飛ばせっ! |
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メグ・キャボット/作 代田亜香子/訳 |
理論社 | |
スーズーことスザンナは、見かけも中身もどこにでもいる普通のアメリカのティーンエイジャーの女の子。しかし、ひとつだけ普通の子とちがうところがある…それは幽霊が見え、幽霊と話ができること。普通でいたいと願う彼女だが、様々な事件に遭遇する度に“幽霊をあの世に送り届ける”という使命にめざめていく。そんな彼女が気になって仕方がない存在が、彼女の家に遠い過去から住み着いている超絶美形の幽霊なのだが…。スザンナの奮闘や彼・ジェシーとの恋の行方も見逃せない、シリーズです。 |
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神永学/[著] |
角川書店 | |
-彼の赤い瞳に見えているのは、絶望なのか、それとも希望か-。赤い隻眼で死者の魂や想いを見ることのできる青年と、彼と共に様々な事件に遭遇することになる少女や、様々な登場人物たち。青年-八雲の過去や複雑に絡み合う人間関係を軸に、青年と少女の距離が少しづつ近づいていく様子が、悲しい事件の合間に救いを感じさせる。シリーズ化もされて、また、スピンオフのシリーズも出されている、スピリチュアル・ミステリー。 |
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松村涼哉/[著] |
KADOKAWA | |
「新宿駅に爆弾を仕掛けました。」日本全土を震撼させた新宿駅爆破事件の容疑者は高校一年生の男の子?凶悪なテロリストの本当の姿、事件の裏に隠された真実は一体…。テーマは少年犯罪、少年法、加害者家族、被害者家族…と聞くと難しく感じちゃうかもしれないけど、ミステリー小説としてとっても面白いのでぜひ! |
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辻堂ゆめ/[著] |
幻冬舎 | |
日菜子の幸せは「推し」を追いかけること。舞台俳優や駆け出しの力士、総理大臣にまで夢中になるが、彼らは殺人容疑や不倫報道など次々と窮地に立たされ・・・兄翔平とともに真相解明に乗りだす高校生探偵の活躍!続編もぜひどうぞ。 |
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日本推理作家協会/編 西澤保彦/[ほか著] |
講談社 | |
みなさんは、年鑑というとどんな本を思い浮かべますか?この本は、年鑑と言っても、推理小説の年鑑です。前年に発表された優れた短編ミステリーから、プロに選ばれた7編の作品が収録されています。図書館には、1998年のものから所蔵があるので、一昔前の作品を読んでみるのも楽しいかもしれません。 |
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