YA担当者の好きな本☆vol.3
大好評!?YA担当者の好きな本をご紹介♪vol.3
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詠里/著 |
KADOKAWA | |
硬式野球がしたい…でもろう学校には軟式野球部しかない…というわけで、一般の高校に入学した、耳が聞こえない真白。でも、いざ部活をしようとしても通訳者さんは特別な日しか来てくれないし、周りが手話を出来るわけでもないしで前途多難。そんなピッチャー真白の球を受けるのは、野球しか興味がないキャッチャー野中。バッテリーの行く末は…!? |
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紙吹みつ葉/著 |
中央公論新社 | |
給食と給食の時間に異常なほど執着心と喜びを感じる数学教師の甘利田幸男。せっかくのハンサムぶりがかすむくらいな彼と、給食を介して、彼を取り巻く生徒たちとの交流(?)を描いた小説。とにかく給食のおいしそうな描写に、お腹がすくこと間違いなし。シリーズ化している物語でもあり、テレビ化もしています。 |
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伊藤計劃/著 |
早川書房 | |
万人が幸福になる世の中ってどんな世界なのだろう。本書で描かれる「大災禍(ザ・メイルストルム)」後の世界は、はたしてユートピアなのか、それともディストピアなのか?管理社会の是非について考えちゃう人にはこの本、おすすめです。 |
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甲斐みのり/著 |
グラフィック社 | |
甘くておいしいアイスクリーム。全国のいろいろなアイスクリームを紹介している一冊です。見ているだけでも楽しいですが、実際に食べてみたくなります! |
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ジェイムズ・P.ホーガン/著 池央耿/訳 |
東京創元社 | |
月面で発見された死体。それはなんと、5万年前のものだった!何故そんなものが月面に?いろんな分野の学者たちが唱える説は、二転三転するも最後は驚くべき結果に!!センス・オブ・ワンダー!SFって面白い! |
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濱野京子/作 |
理論社 | |
東日本大震災で兄を失った梨乃。高校の友だちには隠していたが、被災したことを明るく話す遼と出合い・・・。何気ない言葉に傷ついてきた梨乃が、憧れの吹奏楽部に入部して前向きになっていく。 辛い経験をした友だちがいたらどう接すればいいんだろう・・・?考えるヒントになるかも。 |
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大澤夏美/著 |
国書刊行会 | |
雑貨が大好きな方におすすめ。基本的にはその場所に行かないと手に入らない魅惑的なミュージアムグッズ。博物館スタッフの心意気やユーモアの息吹を感じることができます。 眺めているだけでもわくわくする楽しい一冊。『ミュージアムグッズのチカラ 2』もあります。 |
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いとうひろし/作・絵 |
講談社 | |
ぼくが幼い子供だった頃、おじいちゃんはとても元気で、ぼくとおじいちゃんは毎日お散歩を楽しんだ。おじいちゃんはぼくにいろいろなことを教えてくれたし、怖いものから守ってくれた。「だいじょうぶだいじょうぶ」の言葉に支えられて。それからぼくはずいぶん大きくなって、おじいちゃんはずいぶん歳をとり・・こんどはぼくが・・・。 |
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葉一/監修 タカタ先生/原案 カシワイ/絵 |
Gakken | |
4月から新学期、クラスメイトは自分を含めて35人。このクラスの中に同じ誕生日のペアが1組以上いる確率ってどれくらいだと思う?同じ誕生日の人なんて同じクラスどころか今まで出会ったことない人もいるんじゃない?でも、実はなんと約81%の確立で同じ誕生日のふたりがこのクラスにいるんだって!思ってたよりずっと高い確率じゃない?そんな「えっ、思ってたのと違う!」な数学が盛りだくさん! |
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万城目学/著 |
幻冬舎 | |
大学の研究室にいた「おれ」は、教授に勧められて奈良の女子高校に赴任することになった。また研究室に戻ることを目標に奈良に向かったが、突然鹿に話しかけられ、ある謎の指令を言われて・・・。奈良の情景が目に浮かんできます。 |
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高楼方子/著 大野八生/画 |
福音館書店 | |
ある時期になると誰もが食べたくなるはずのフラココノ実。その実を食べていない人たちは、地面から4ミリ浮いている。4ミリ同盟を結んだ大人たちが結集して、その実を食べるためにフラココノ島に向かうが・・・。 もしかしたら、あなたもわたしも4ミリ浮かんでいるかも・・・なんて気持ちが湧いてくる、ちょっと不思議なお話です。 |
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桑原弘明/作品 巖谷國士/文 |
パロル舎 | |
子どもの頃、小さい物が好きで豆本、豆ノート、豆えんぴつ、豆ガラス人形など、小指の先より小さい物を集めていました。そのほとんどを忘れ、大人になって出会ったのは、桑原弘明スコープの世界でした。(スコープとは顕微鏡とか望遠鏡とか、拡大して見る器械) あるgalleryでそのスコープを覗くと、一瞬にして子どもの頃の記憶が溢れてきました。そしてそこには、私が忘れていた小さくて美しい、本当の世界がありました。 |
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